貧乏ゆすりをしている人を見てどう思いますか?
イライラしてるな
緊張してる?
落ち着きがない
じっとできない病気?
行儀が悪い
など
決してプラスイメージはつきませんでしたよね?
でも実は貧乏ゆすりってカラダにいいんですよ!
と言ったら何のことかわからないですよね。
私も貧乏ゆすりする人を見るのは苦手でした。
普段、学校や職場で見かける貧乏ゆすりは無意識な人がほとんどでしょうが、貧乏ゆすりの動きをきちんと行えば、カラダにいい「ジグリング」という運動に名前を変えるのです。
私はこの貧乏ゆすり、いやジグリングで変形性膝関節症と変形性股関節症を改善させました。
お金も薬も必要ない、どこででも誰でもできる健康法、ぜひ取り入れてみませんか?
長時間、椅子に座って動かないでいると「頭に血が上らない」状態になってさまざまな健康被害をもたらしてしまいます。
長時間狭い飛行機のエコノミー席に座っていることで起こる「エコノミー症候群」も長時間、足を動かさないことで、血栓ができることによって起こります。
長時間、座ったきりの状態でいなければならないときは、立てる状態であれば少し立って体を動かしてみてください。
立てない状態であれば貧乏ゆすりの動きをすることで、少し改善してくるでしょう。
貧乏ゆすりとは、椅子に座った状態で足を小刻みに動かすことです。
これを意識的に、規則的に行うのがジグリングです。
いつでもできる運動なので、気が付いたら足を小刻みに、できるだけ長く動かしてみましょう。
それだけで足がすっきりとしてきます。
年齢を経るにしたがって、足の関節がすり減ってきて痛みが出てくるようになったという人も多いと思います。
私も、あるとき突然に「変形性膝関節商」になってしまいました。
整形外科に行ったものの、軽症であったために特に何もせずに終わったのですが、MRIのある施設できちんと検査をしたら、やはり膝の関節が少しすり減った状態でした。
歩行困難というほどではありませんでしたが、突然起こる膝の激痛で、歩くのが怖かったです。
膝の関節は、ネットなどで改善法を調べて、足に筋肉をつける運動をすることで、いつの間にか治まりました。
しかし膝が治まったと思ったら、今度は股関節の痛みに悩まされるようになりました。
今度はネットで変形性股関節症の改善の仕方を調べていて、見つけたのがジグリングです。
最初は貧乏ゆすりが健康に良いなんて信じられませんでしたが、簡単にできる運動なので、家で記事を書いたり、入力作業をしたりしているときにジグリングをできるだけ長い時間、やるようにしてみました。
すると、いつの間にか股関節の痛みは消えて、筋肉をつける運動をしなくなっても膝の痛みも出なくなりました。
こんな簡単に、薬も注射もなく、カラダに負担をかけることもなくカラダにいい運動は、やらない手はありませんよ。
座り仕事をしている人にもおすすめです。
足を動かさないと、だんだんと退化していって将来は要介護になってしまうかもしれません。
健康寿命を延ばすためにも、ぜひ簡単な運動にジグリングを取り入れてみてください。
ジグリングの方法は、足を上下に小刻みに動かすほかにも、両足を左右に動かすのも良さそうです。
ただし。人目があるときにはなるべく避けておいた方がいいかもしれません。
まだまだ貧乏ゆすりのイメージは良くないので、行儀が悪い人と思われかねません。
人目があるときには立ち上がって軽いストレッチをしてみるといいかもしれません。
どうしてもジグリングが自分ではできないという場合は、ジグリング用のマシンも市販されています。
ジグリングは病院などでも取り入れられている運動方法なので安心して行えますよ。
簡単な運動で、いつまでも自分の足でしっかりと歩いていきましょう!