毎年、秋になるとさつまいもを主家原料としたスイーツがあちこちで販売されているのが見られます。
スーパーでも焼きたての焼き芋が売られているのをよく見るようになってきました。
焼き芋は好きな人にとっては、あの香りが食欲をそそりますよね。
私も大好きで、よく購入してアツアツを食べています。
昔は焼き芋屋さんの車が来ると、買いに行きたいのに恥ずかしくて行けないという描写がドラマやマンガで見られましたが、そんなに恥ずかしいですか?
でも今は特に恥ずかしい食べ物ではなくて若い女性たちも堂々と買っていますよね。
ところで、この焼き芋ですが、カラダにいいという説が圧倒的に多いのですが、カラダに悪いという話も…
これはどういうことなのか、カラダにいい面と悪いと言われる面を検証してみました。
焼き芋がカラダにいい理由
よく知られていることは、焼き芋には食物繊維がたっぷりだということですよね。
食物繊維が豊富ということは。腸活に最適だということです。
同じイモ類でも、サツマイモにはじゃがいもの3倍もの食物繊維が含まれているということです。
食物繊維は腸活に適しているだけでなく、血糖値の上昇を抑えたり、血液中のコレストロールを下げるはたらきもあります。
食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があり、さつまいもには両方の食物繊維が含まれているのです。
注目したいのが不溶性食物繊維で、便のかさを増して排便を促してくれるはたらきがあるので、便秘がちの方にもおすすめです。
またお腹の中で膨らんで満腹感が得やすいので、ダイエットにもいいですよね。
さつまいもにはカリウムが豊富に含まれています。
カリウムはカラダの余分な塩分を体外に排出してくれるので、高血圧予防にもつながります。
またビタミンCも豊富なので美容にもいいんですよ。
ビタミンCは加熱すると壊れてしまう性質がありますが、さつまいもに含まれているビタミンCは熱を加えても壊れないので、美味しくアツアツを食べながらビタミンCの摂取ができますね。
焼き芋がカラダに悪いと言われる理由
焼き芋はビタミンや食物繊維も豊富な完全栄養食品ですが、どんなに栄養豊富な食品でも食べ方によってはカラダに悪い影響を及ぼすことがあります。
食べすぎると、やはりカロリー過多になってしまい、ダイエットどころか体重が増加してしまうこともあります。
また適量以上を食べてしまうと血糖値が上昇してしまうこともあります。
また人によってはアレルギーや胃腸の不調を起こすこともありますので、注意が必要です。
焼き芋に限ったことではありませんが、食べすぎには注意した方がいいでしょう。
焼き芋の美味しい食べ方
焼き芋の一番美味しい食べ方は、やはりアツアツで食べることですよね。さつまいもには品種が多いので、いろいろな味を味わってみるのもおすすめです。
冷めた場合は電子レンジやオーブントースターで温めなおすと、焼きたての味がよみがえります。
また冷やしてみるのもおすすめです!
ときどき「冷やし焼き芋」が売られていることがあるのですが、冷やすとでんぷんが「レジスタントスターチ」という成分に変化して甘みが増して、スイーツとして食べられます。
ただ冷やすだけでなく冷凍にして、シャーベット状になった状態で食べるのもいいですね。
シャーベット状にするのは安納芋のようなねっとりタイプの品種が美味しくできると思います。
アツアツで食べるのが常識だった焼き芋の新しい食べ方は、ダイエットや腸活には、より効果的な面もありますので、ぜひトライしてみてくださいね。